晴れの日

akasikotaro2006-03-18

今日は教え子の結婚式だった。
新郎は、柔道部の教え子。
今は私と同じ教員として、柔道部を指導している。


彼が大学を卒業して、教員を目指していると聞いたとき
とても嬉しくなんとか力になりたいと思った。
縁あって、コーチとして片腕となって指導にあたってくれた。
何年か苦労して採用試験に受かり、同じ市内の中学校へ赴任。
今では、柔道部の指導も板に付き、ライバル校として対戦もしている。

挙式での神妙な顔。披露宴での晴れやかな顔。
中学時代の面影がうかぶ。

乾杯の発声のときにお祝いの言葉を述べたが、感極まって
落涙寸前だった。


教え子が、自分との出会いを大事にしてくれて、同じ道を歩んでいてくれる。
『教師冥利に尽きる』とはこういうことなのだろう。