何事もしぶとく


3年男子の目標は『県大会出場』。
リョウとジュンはだめだった。が、他の6人が目標達成。
「まずベスト16に残ること」と言い続けてきた。


ベスト16に残ると、シード選手と当たる。
シードの壁をうち破ったのは2名。
成績的には寂しいが、顧問としては全く気にしていない。


なぜなら、一度負けたあと、気持ちを立て直して決定戦にすすんだ4名の選手が
よく頑張ったからである。
決定戦は、その階級の決勝戦のあとに行われる。
自分の負け試合から1時間以上経過している。
そのあと、もう一度サバイバル戦が始まるのだ。


8名中6名だから、二回のチャンスがある。一回勝てば県大会決定!
3名は初戦で勝利。1名が瀬戸際で勝利。(しかも、ポイントを先行されて逆転勝利)


この、部員全体のしぶとさは評価できる。
「華麗な技は要らない。必要なのは地を這うようなしぶとさだ!」と言い続けてきたことを実践してくれた。


(ちなみに新人戦は県大会進出4名でした)