1第31回 柏葉旗争奪柔道大会 詳細

団体戦
優 勝 第三亀戸(江東区
準優勝 足立第一(足立区)
第三位 安田学園
 同  西谷
第五位 鶴ヶ峯 (横浜) 
 同  市川第三(千葉)
 同  港南  (横浜)
 同  瑞江  (江戸川区

 *第三亀戸中は三年連続五回目の優勝


横浜から五校参加したうち、四校が入賞。
嬉しい結果だ。二回戦で優勝校と当たったK沢中も充分実力がある。
遠く、千葉で横浜仲間が夏休みの成果を発揮できたこと喜ばしい。


さて、我がチームは、この柏葉旗を『三年生最後の団体戦』と位置づけている。
メンバーも意識していて、だからこそ負けたくないという気持ちが出たと思う。
確かに稽古不足は否めないし、橙青杯以来の試合である。
身体が動くか・・・という試合以前の問題もあった。


一回戦。
レギュラー一人家事都合で欠席。2年生は審査会の為欠席。
一年二人を同行させ、順番に先鋒で出場させた。
当然、勝負よりも経験を積ませるため。簡単に抜かれた。
次鋒はケンタ。まずは軽く左背負いで一本勝ち。
次も・・・と思った瞬間。もう息があがっている。
ケンタが抜かれカズキ。動いているが決め手がなく引き分け。
この時点で副将同士。ジュンペイ粘るも足がもつれて一本負け。
相手二人残してこちらは大将。
トモキは落ち着いた試合運び。まずは得意の締めで抜き、相手大将も抑え込んだ。
結果一人残しで勝利。 


二回戦。
相手は2年チームながら、よく鍛えられている。
来夏は千葉で上位を狙うと顧問が語っていた。
やはり先鋒は簡単に抜かれ、次鋒ケンタ。
相手にポイントを取られるも、寝技の逆転技で抑え込み勝利。
次はあっさり抜かれたが、振り出しに戻した。
この試合から中堅はジュンペイに。奮起したジュンペイは強い。きれいに一本。
続いて相手の中堅にも引き分ける。
副将同士。カズキは相手の隙を逃さず締めで一本。
相手大将にも引き分け。トモキの出番無しで勝利した。


準々決勝。
二試合やってかなりの消耗度。軽量チームで、しかも稽古不足。抜き勝負による連戦。
へろへろ状態だった。
しかし、次鋒ケンタが2勝し、優勢に進める。ジュンペイも一人抜き、大将を引っ張り出す。
こちらはあと3人で巨大な大将を止めればいい。
ジュンペイはよく頑張ったが、振り回され抑え込まれた。
副将カズキ。顔面を畳に打ち付けられ口から出血。
流血戦となったがなんとか、引き分け。またしてもトモキの出番無しで勝利。


準決勝。
相手は橙青杯でも当たった、第三亀戸。強敵だ。
予想通り相手先鋒に4人抜かれる。
大将トモキに一矢報いて欲しいと願っていたが、引き分け。
力の差は歴然。残念な結果に。



今回のMVPはケンタ。
4勝3敗1分。
息も絶え絶えであったが、背負いが冴えた。


三年生はこれから勉強に打ち込んで欲しいので「練習は自由参加」と伝えた。
一部学業不振人物がいる。
今後は柔道につぎ込んでいたエネルギーを勉学に注いで欲しい。