惜別

天気予報は雨から雪へ。
寒い一日が予想された。
父の棺に入れる梅の枝を切り出す。
根元に椎茸の栽培。

そして池の脇の夏みかん。これも棺の中へ。


告別式。
火葬場。
斎場に戻り、初七日法要。
会食。


一つ一つ。
いろいろな人と、いろいろな話を。


心を込めて・・・
とはいうが、それが伝わったかどうかは自信はない。
家族共々、気持ちを形に。
そして伝わるように努力した。


人生最後の大イベントだが、当事者はいない。
この不思議な仕組みに戸惑いつつ、喪主という肩書きは終わった。


明日からは、次の手続きで忙しくなる。
慌てず急がず、地道にやるしかない。