手紙を書く
国語の授業で、自然教室でお世話になった農家へ手紙を書いている。
「拝啓・・・」で始まる、正式な手紙だ。
下書きをして、便せんに清書する。
ペンは細めのミリペンを貸し出す。
「前文(時候の挨拶)」や「末文」はすぐに書ける。
問題は「主文」だ。
下書きのとき、「自分の体験の中で、感動したこと・驚いたこと・発見したと・嬉しかったことを書けばいいのだ」とアドバイスしたのだが・・・。
初めてみると、意外に筆が進んでいるようだ。
50分の授業で、3分の2の生徒が、下書きを書き上げた。
やはり、実際に自分が体験したことだから、書きやすかったのだろう。
その思い出がまだ鮮明に残っていることもある。
教室の天井を眺め、記憶をたどりながら、熱心に書き進める。
久しぶりに手応えのある授業だった。
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